TOTAL ORAL HEALTHCASE CENTER

院長紹介

おがわ歯科クリニックの院長紹介

埼玉県白岡市の歯医者「おがわ歯科クリニック」は、JR宇都宮線 白岡駅から徒歩4分の場所にある歯科医院です。ここでは、当院院長について、略歴や所属、医院開業や歯科医療についての想いをご紹介します。

院長(日本口腔インプラント学会 専門医)

小川 秀仁

院長

小川 秀仁

ひとこと

地域の皆様に、いつまでも健康な口腔内を維持していただくために予防メインテナンスに力を入れ、お口の健康を全力でサポートいたします。

略歴

1994年 日本歯科大学卒業
勤務医としての研鑽の後
1999年 おがわ歯科クリニック開業

所属

・日本大学松戸歯学部放射線学講座非常勤講師
・日本口腔インプラント学会会員
・日本歯科放射線学会認定医
・日本顎顔面インプラント学会会員
・日本顕微鏡歯科学会認定医
・CID理事(Center of Implant Dentistry)
・ITI Member(International study club of Japan)
・みなとみらい(MM)インプラントアカデミー会員
・OJ会員(Osseointegration study club of Japan)
・NPC会員(Naoshi Perio Club)
・東京SJCD会員(Society of Japan Clinical Dentistry)
・日本口腔インプラント学会 専門医

書籍関連・学会報告
  • Q&Aでわかる患者さんが最先端歯科治療“自由診療”をしっかり理解できる本

    Q&Aでわかる患者さんが最先端歯科治療“自由診療”をしっかり理解できる本

    2023年10月

  • Q&ITI Treatment Guide Volume 13 インプラント周囲疾患の予防と管理

    ITI Treatment Guide Volume 13
    インプラント周囲疾患の予防と管理

    2023年6月

  • Q&Aでわかる患者さんが最先端歯科治療“自由診療”をしっかり理解できる本

    Q&Aでわかる 専門家が作った患者さんのための インプラント治療ガイド

    2022年10月

  • イラストで見る天然歯のための審美形成外科

    イラストで見る天然歯のための審美形成外科

    2014年10月

  • 拡大写真で見るペリオとインプラントのための審美形成外科

    拡大写真で見るペリオとインプラントのための審美形成外科

    2014年3月

  • 歯科技工 THE JOURNAL OF DENTAL TECHNOLOGY

    歯科技工 THE JOURNAL OF DENTAL TECHNOLOGY

    2005年2月

  • これでOK!基本から学ぶ歯科用コーンビームCT

    これでOK!基本から学ぶ歯科用コーンビームCT

    2018年5月

院長インタビュー

歯科医師を志した経緯を教えていただけますか?

歯科医師を志した経緯を教えていただけますか?

――私の家は歯医者ではありませんでしたが、4つ年上の姉が高校時代に歯医者を目指していました。当時、私の夢はパイロット。ただ、姉とはよく話をする仲でしたので、今思えば影響を受けたように思います。

いざ自分が大学受験をするときになって、歯医者とはどんな職業か、姉に聞いてみたことがあります。姉は「人の痛みをやわらげてあげることができる仕事だ」と言っていました。それが後押しになったのか、歯学部を受験し歯科医師の道へ進むことになりました。学生時代には、姉のこの言葉はピンとこなかったのですが、歯科医師になり実際に患者さまの治療をするようになって、強く実感できるようになりましたね。

院長のお話からは「患者さまのために……」という想いを強く感じることが多くあります。

院長のお話からは「患者さまのために……」という想いを強く感じることが多くあります。

――そうですね……、歯学部では頭部を中心に、2ヶ月間かけた全身解剖の実習があります。当時の実習や講義が、今の臨床にどのようにつながっているかはわかりません。しかし、非常にインパクトの大きな経験です。患者さまの身体を大切にすること、そして患者さまの気持ちを大切にすることは深くつながっていると思っています。

研修医になってやっと、自分の治療が患者さまの利益になっているんだと実感できるようになりました。些細な困りごとを解決するような治療であっても、患者さまのためになっているという実感があるから、どんどん追及していきたくなります。歯を削って治療することだけでなく、さまざまな角度から、患者さまのお口の健康をよい方向へ導けるということが私の喜びになっています。

白岡市で開業しようと思った理由を教えてください。

白岡市で開業しようと思った理由を教えてください。

――単純に、生まれ育った場所だから愛着があり、ここに居たい、戻りたいという想いがありました。地域の皆さんにはお世話になっているし、顔見知りも多い。今も地元でつながりのある患者さまに多く利用していただいています。

最近はホームページを見て受診していただく方も増えてきていますが、それ以前はほとんどが地元の方の紹介でした。いい人が多いと感じており、仕事がしやすいです。例えば、こちらが歯科医師として伝えたことをきちんと理解して、素直に受け入れてくれる人の良さがあります。こういった傾向が大好きで、だからこそ、地域の人たちの健康を、歯科医療で支えていけたらと思っています。

歯科医院として大切に考えていることはなんですか?

歯科医院として大切に考えていることはなんですか?

――一番大切に考えていることは、「社会貢献」。「おがわ歯科クリニック」が、地域医療に貢献することです。それこそが当院の存在意義だと考えています。1999年に白岡市に開業し、2016年に現在の場所へ移転しました。2021年で開業から22年になりましたが、地元の人だけでなく、遠方からも受診していただく方が増えてきています。その期待にしっかり応えていきたいですね。

社会に貢献できる歯科医院として何が必要か考えたときに、「高度な治療の提供」と「口腔衛生(メインテナンス)」の両輪で診療を進めることが求められているという考えに至りました。そこで現在は、多くの患者さまが希望される保険診療を確実な技術でご提供しながら、高度な歯科医療(自費診療)についても習得するよう、勉強やトレーニングに力を入れています。また、開業当時は歯科衛生士が不在の時期もありました。その頃は、どんなによい治療を行っても、私一人が片手間に手がけるメインテナンスでは不十分で、処置の効果が長く続かないジレンマがありました。精度が高い治療が行えても、メインテナンス(予防ケア)が続かないと、悪くなっていく患者さまも存在したのも事実です。現在は、予防の専門家である歯科衛生士が3名在籍しており、それぞれが熱心に責任を持ってメインテナンスに携わってくれています。

診療のスタートは、主訴の改善にあります。しかし、痛いところがなくなれば治療終了、痛みが取れたからおしまい、というわけではありません。そこからスタートして、よりよい状態を予防ケアでしっかり下支えしていきます。困った症状がないときには、お口の状態が悪い方向へ傾いていても患者さま自身で気がつけないものです。そのままにしておくと、歯を失いかねないからこそ、定期的にチェックしたり検査したりして問題点を洗い出し、必要に応じて改善していきます。お口は身体の入り口であるとともに、全身の健康の入り口でもあります。そのことをしっかり理解していだたくことも、私たちが診療を通じて患者さまに伝えていきたいことです。お口の健康を維持し続けることが、健やかな環境から美味しく食事出来ることがどれだけ全身に影響し、病気を未然に防ぐことができるか計り知れません。このことを多くの方に提供し知っていただきたいのです。

小川先生が個人的に大切にしていることはありますか?

小川先生が個人的に大切にしていることはありますか?

――患者さまの気持ちを第一に考えますね。私がベストと思ってご提案したものと違っても、患者さま本人が決めた(選んだ)ことならば、それが患者さまにとっての正解なんだろうと思います。例えば、医学的に歯を抜いた方がいい状況なら、患者さまには「抜いた方がいい」という説明を尽くしますが、最終的に患者さまが抜かない選択をされるなら、それを尊重します。ご自身の選択と意思決定というのは重要視していますね。

しかしながら、患者さまがどんな選択をされても、処置は私の責任です。後悔したくはありませんから、患者さまの気持ちや判断に沿って、ベストを尽くすのが私の仕事だと考えています。そういうこともあり、尊敬する歯科医師の先輩方や先人の研究や実績を参考にしながら、日々治療技術を磨くよう努力を重ねています。

スタッフに日々伝えていることや、人材育成についてのお考えを聞かせてください。

スタッフに日々伝えていることや、人材育成についてのお考えを聞かせてください。

――「その患者さまのためになる治療・予防」を提供するように伝えています。様々な背景をお持ちの患者さまがいらっしゃるので、こちらが提案したことがぴったりと当てはまるかどうかは、性格や相性もあります。また、同じ治療を徹底しても、全員同じ結果になることはありません。患者さまごとに、何がベストか見極めることも、歯科医療従事者として必要な素養だと考えています。

また、プロフェッショナルとしての自分の存在価値を認識して、自分が患者さまと対峙したときに、どういった影響を与えるか自覚を持つことも大切だと伝えています。質問してくれる患者さまには、とことんご説明する。患者さまがご自身の健康に関心があるからこそ、不安や疑問があって、質問してくれるのです。健康に影響を与えるということは、人生に影響を与えるということです。なので私は、プロフェッショナルとしてとことん、患者さまの人生に入り込んでいっていいと考えています。

さらに外科処置の場合は、極稀な最悪のケースになると患者さまの命を落としてしまう報告もあります。何があってもおかしくない。患者さまも命がけで治療に臨んでいるわけです。それにふさわしい覚悟を持って歯科医師も治療に臨むべきです。

面倒を嫌って患者さまとの関わりを最低限にしたいという考え方もあるとは思いますが、私の考えは違います。食事をすることは生きることであり、食事に欠かせないのが歯をはじめとする口腔の健全な働きです。人生を左右する歯科治療を提供するからこそ、患者さまの口腔には深く関わり、深く寄り添えるように、当院のスタッフには指導しています。

今後、「おがわ歯科クリニック」としてどのような医院を目指しますか?

今後、「おがわ歯科クリニック」としてどのような医院を目指しますか?

――あらゆる症例に対応できる「トータルオーラルヘルスケアセンター」を目指します。そして、若い歯科医師に、「勉強できる、重要なことが学べる医院」だと言ってもらえる教育施設でもありたいと考えています。

歯科医療は日進月歩で進化しています。あらゆる症例に対応できるよう、スタッフには情報や知識の収集・習得、技術の洗練に励んでもらい、必要な最新設備は積極的に導入するなど、さまざまな方面から惜しみなく投資しています。スタッフには院内外の勉強会やセミナー・講座への参加を推奨し、スキルアップを後押ししています。他方、必要と思った機材はどんどん採用し、一般的な開業医にはない設備や機材も導入しています。現在の全室個室でマイクロスコープ複数台体制は、なかなか他の歯科医院では見られない光景です。こういった努力が実を結び、今では開業当時にはなかった価値がたくさん生まれてきています。

歯科医師・歯科衛生士は、科学的な根拠に基づいて診療・治療を行う科学者です。科学的であるということは、同条件であれば、誰でも同じ結果が出せる可能性があるということ。みんなが驚くようないい結果が出せても、その先生しかできない特殊な治療で他の人には再現できないのでは意味が無く、科学的ではありません。だからこそ当院では、誰もが高い水準の診療を提供できるよう、スタッフの教育に力を入れています。このことが、結果として、多くの患者さまに高精度で適切な歯科医療を提供することにつながると考えています。

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